This page:EQとリーダーシップTOP
EQとリーダーシップの関係
EQは「こころの知能指数」といわれ、人間関係を構築する能力の指標としてよく知られています。
現代社会においては、企業内における「リーダーシップの発揮」に大きな影響を及ぼすともいわれます。
俗にいう集団の「和」とは、良い雰囲気を醸成する能力に大きく左右されます。
やはり、集団を取りまとめて、各個人の「最善の資質」を引き出してこそ、企業が円滑に運営されていくことになるでしょう。
その際に重要なのがEQ=感じる知性なのです。
日本では、ともすれば感情の問題は、集団とは無関係の要素として無視されてきました。
しかし実際には、個人の感情の軋轢や調和が、集団の行く末に大きな影響を及ぼすことが分かっています。
IQ(知能指数)の存在はよく知られていますが、企業の業績とリーダーのIQは必ずしも比例しません。
むしろ、EQとの相関関係に、より大きな関係性を示唆する報告が数多くなされています。
<$PR_AREA_C1$>
そもそも、リーダーシップとはどんな資質でしょうか。
優れたリーダーは個人のやる気に火をつけ、集団を効率的に導いていきます。
発言の「内容」はもちろん、発言の「仕方」にまで注目される、それがリーダーという立場の特徴です。
集団内において、いわば「感情の基準」を作る役割を担うのです。
優れたリーダーシップとは、仲間や部下の共感を呼び、前向きな感情を導き出すものでなくてはなりません。
知と情は別々の神経回路でコントロールされ、お互いが密接に結びついています。
その両者の橋渡しをする能力こそEQなのです。
端的にいってしまえば、「正しく振舞う能力」こそEQの正体といえるでしょう。
<$PR_AREA_C2$>
リーダーシップを左右するEQとは
EQとは「Emotional Intelligence Quotient」の略称で、1990年にエール大学の教授ピーター・サロベイ博士と、ニューハンプシャー大学教授のジョン・メイヤー博士によって提唱されました。
二人は心理学の立場から「ビジネス社会における成功の要因」を探り、その答えとしてEQという指標を考案したといわれています。
能力主義のヨーロッパ各国やアメリカにおいては、長らく修士や学士といった学歴が個人の能力を測る物差しとして利用されてきました。
学歴が高い=IQの高い人物こそが、ビジネスシーンにおいても活躍すると信じられているのです。
しかし、一般に天才とされる人たちの中には、驚くほどのIQを誇りながら、日常生活すらままならないような人物がたくさんいます。
IQが知性を反映した数値であることに間違いありませんが、それ以外にどんな能力が必要なのでしょうか。
<$PR_AREA_C3$>
サロベイ、メイヤーの両博士は、数多くのビジネスマンを調査した結果、「ビジネスで成功した人は、ほぼ例外なく対人関係能力に優れている」ということを突き止めました。
具体的には、自分の感情の状態を正確に把握し、それを上手に管理・調整し、さらには他者の感情の状態を正確に知覚する、ということが重要なのです。
つまり、ビジネスで成功するためにはいわゆる「頭の良さ」よりもむしろ、「人間関係を築く力」の方が大切だと考えられるのです。
例えば企業の経営者には、リーダーシップが欠かせません。
経営戦略は知性(IQ)によるところも大きいですが、リーダーシップは人間性の発露に他なりません。
いくら理路整然としたマーケティングが展開できても、リーダーシップがなければ、企業のエンジンたるクライアントも部下も作用しないのです。
<$PR_AREA_C4$>
リーダーシップに対するEQの影響
情動指数、心の知能指数と呼ばれるEQは、IQ以上に重要な指標だといわれています。
事実、世界的な著名人(クリエイター・経営者・政治家・経済家)などの約8割がEQの高い人々であり、とりわけリーダーシップを発揮するためには必要不可欠な要素と考えられています。
IQを「学問的知性」とするならば、EQは「社会的知性」として捉えることができます。
周りの人の感情の認識する能力や、人間関係の処理能力は無意識のうちに発揮されるため、従来は学業のように数値化されることがありませんでした。
しかし昨今ではEQの重要性が認識され始め、人材の採用の際に測定のためのテストを行なう企業も増えてきています。
<$PR_AREA_C5$>
記憶力に優れ、難しい公式を解くことができる、これはIQの領域です。
もちろん大切な能力ですが、そうした能力が評価の基準になるのは学生に限られます。
社会人はむしろ、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力など、人間関係にウェイトが置かれるようになります。
いわば、自身がどう動き、他人をどう動かすのか、これがビジネスの力学です。
人の上に立つ人物についていえば、EQの重要性はより大きくなります。
礼儀・挨拶・言葉遣いなどはマニュアル化できますが、気遣い・心配り・魅力的な話し方といった要素は生来の気質や長年の経験が大きく影響します。
いずれもリーダーシップを発揮するための大切な条件のひとつで、「人間関係を築く力=ビジネスマンとしての能力」といっても過言ではありません。
現在では、「リーダーシップ養成講座」と称して、研修なども盛んに行なわれています。
長期的な視野で人材育成を考えるなら、そうした教育サービスも利用してみてはいかがでしょうか。
<$PR_AREA_C6$>